樹脂製品の設計を行っています。自動車メーカーから提示されるデザインデータをもとに、部品メーカーの依頼を受け、形状を決めていきます。主に自動車の内装部品を手がけており、これまでに１０車種以上の製品設計に携わりました。
自分が手がけたものが、実際に製品となって世の中に出ることは、設計者として一番の喜びです。初めて手がけた部品の写真が、広告でクローズアップされて写っていたときは、本当にうれしかったです。
自動車メーカーに籍を置いていたころは、粘土でかたどられたクレイモデルや試作車を見たり、工場での組み立てラインを見学したりする機会も多くありました。そんな中、自分が設計した部品が採用された自動車が完成したときは、自分自身の仕事が社会とつながっていることを実感し、この上ない喜びを感じる瞬間でした。

大興グループは、グループ会社が担う業種が幅広いのですが、全くの異業種というわけではなく、連携する機会も多いです。各社の技術やサービスを組み合わせることにより、お客様を総合的に支援していける可能性が高いと感じます。グループ全体で推進している「ＤＤＸサービス」は、社員同士に新たな人間関係を築き、新鮮な発想を生み出すことで、グループ全体のレベルアップにつながるのではないかと思います。
設計者としては、多くの経験を積み、様々なスキルを身につけながら、部品制作の要望に最大限応えられる「スペシャリスト」を目指したいと思います。また、そういう人材を育て、大興グループが「スペシャリストが揃う集団」として、より一層、お客様から信頼されるようになりたいと思います。業界だけでなく、働き方もめまぐるしく変化する時代に突入しています。柔軟に対応して、新しいチャンスを積極的に掴んでいきたいと思います。